夫エピソード「苦手なこと」

素敵な夫

夫にイチゴビュッフェに連れて行ってもらいました。いわゆきです。

ついこの間、お互いの苦手なことについて夫と話し合いました。

皆さまはパートナーの苦手なことは把握されていますでしょうか。

また、自身の苦手なことを把握されていますでしょうか。

カップルや夫婦の良好な関係を継続するためには大切なことだと感じました。


私は人とお金の話をすることが苦手です。

特に自身のお金の使い方についての話は特に苦手です。

相手は普通に話しているだけですが、私は相手に怒られていると錯覚してしまうのです。

これは過去の出来事が原因ですが、未だに克服できずにいます。

夫は自身の身なりについて指摘されることが苦手です。

もともとファッションに興味がないのですが、社会人として必要最低限の服装をしなければなりません。

しかし、物を捨てることができない人なので、よれよれの服を着てしまったりします。

それを私が指摘するとよく不機嫌になってしまったりします。


夫はとても穏やかな人です。

滅多に怒ったり不機嫌になったりしません。

そんな彼が不機嫌になるのは、資格の試験前か服装を指摘されることくらいでした。

夫とは大学生時代から一緒に居ますが、その頃から私は服装に口を出していました。

冬に半袖を着たり、サイズの合っていないズボンを履いたりするものですから、一緒に居て恥ずかしかったのです。

お付き合いをはじめてからは、積極的に服をプレゼントし、コーディネートを考えました。

今では、「俺の見た目が普通になれたのは、お嫁さんのおかげ。」と言ってくれるようになりましたが、たくさん苦労しました。

最近の口喧嘩は夫のマスクについてでした。

夫は布マスクを愛用しているのですが、洗濯を繰り返すとどうしてもよれよれになったりほつれたりしていきます。

「マスクももう買い替え時だね。」

というと、夫の不機嫌スイッチが入ってしまいました。

「まだ、使える。」「どうしてそういうこと言うの。」

と言われ、私もついつい言い返してしまいました。

しかし、私は不思議でたまりませんでした。

「どうして夫のためになることを言っているのに不機嫌になるの?」

と思ったまま聞いてみました。

すると夫はシュンとして「身なりに関して考えるのが苦手なのかもしれない。」と言いました。

夫曰く、自分のために言ってくれていると分かっていても、身なりに関する話題については「嫌だな」という感情が出てくるそうです。

その感情に私は心当たりがありました。

「私もお金の話をすると、不機嫌になってしまう。それと同じ感じかな?」

と聞くと夫は「そうかも。」と答えました。

私は今までずっと不思議に感じていたことが、途端に理解できました。

身なりについての話題は、夫は自身の感情をコントロールできないんだ。と納得しました。

そこからは2人で話し合いがはじまりました。

「どういう言い方が嫌?」「どういう風に伝えたら楽かな?」

お互いの意見をすり合わせて仲直りしました。


私は今回のことを「どうしてもっと早く聞かなかったんだろう」と後悔しました。

夫はもっと早く私の苦手な話題を理解してくれていたのに…。

私は夫に

「ずっと一緒に居るのに、まだまだ知らないことがあるなあ。」

「これからもこうやって話し合いたいな。」

と伝えると、夫は言いました。

「俺もそう思う!もっとお嫁さんのことを知りたいな。」

好きーーーーーーーー!!!!!

私だけが思っているんじゃないということがとても嬉しかったですし、これからも大切にしてくれるような気がしてニコニコしてしまいました。

私は夫のこういう話し合いができる所が好きだな。と改めて認識しました。

これからも夫を大切にしたいと思います。

おーわり!

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